凶暴なマルチーズの。

ほそぼそと…

ゆるい平日

 

朝目覚ましで起きて、

同じ枕で寝ている愛犬をなでて

おはようと一言

既に同居人によって開けられたカーテンの向こうの太陽が燦々な天気を見て

喜んでるような、ウザがってるような

寝ている間の汗をシャワーで洗い流し

寝癖をシャンプーで徹底的にとる

目覚ましで起きてから、シャワーを浴びるまでに

何回あくびをしたか

 

愛犬と朝食の為

テーブルに向かいテレビをつける

ニュースキャスターがオリンピックの結果の後に

私が住んでいる所からは遠い場所で

誰かが事件やらで亡くなったなどと

カメラを見たり手元を見たりしながら話している

朝食が終わり

支度を終えて家を出る

蝉の鳴き声がうるさいが、

嫌いではない

横断歩道を渡りバス停に向かう途中

潰れた蝉が一匹

自転車にでも踏まれたのか、

などと考えながらさっきはいなかった腰の曲がったおばあちゃんが立っているバス停に向かう

私の露出は多くはないが透けてインナーが丸見えになっている上着をずっと見ているもんだから

おはようございます

と声をかけてみる

にっこり、おはようございます

と返事が来る

暑いねー

などと話をしているとすぐにバスが来る

 

 

 

 

私のゆるいような、残酷なような

日常

ダメって言ってくれる人

最近気づいたんだけど、

ダメって言われるの好きかもしれない

ダメって言ってくれる人好き

「ダメ」なんて、嫌われる様な、自己中な様な、責任感が生じる様な言葉、

使うのって私にとっては凄い体力の使う言葉で

それを私に向けてくれる人が

私の為に言ってくれている様で好き

話しやすい理由

私の友達、なんでも話せる

人の話聞いてるようで聞いてない子

人の気持ちを人の気持ちとして捉えてくれる

同じ部屋には入ってこないけど隣の部屋で壁越しで話を聞いてくれる感じ

凄い好き